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2017年9月14日木曜日

小さい子に鼻のかみ方を教える方法〜鼻水のホームケア2〜


鼻水が原因で他の病気になるって本当ですか?


小さい子はすぐ風邪をひいて鼻水を垂らすようになります。
しかし、鼻水をすすったり、鼻の中にずっとある状態にしておくと、中耳炎を起こす原因になります。
鼻の奥は耳と繋がっている穴があります(耳管と言います)。鼻水をすすったり、鼻水がたまった状態が続くと、鼻水の中のバイキン(主に細菌)が穴を通って耳に入り込んでしまい、中耳炎を起こす事があります。
子供は大人よりも、この耳管が太くて短いので、中耳炎になりやすいのです。
他にも副鼻腔炎や後鼻漏など、鼻水がたまってよいことは基本的にないので、子供さんがある程度大きくなったら、鼻をかむ練習につきあってあげてください。

2017年9月12日火曜日

「免疫力」は医学用語ではありません〜健康本に思う事〜

健康本のコーナーに並ぶ"医学的ではない健康本"


Buzzfeed Japanで面白い記事を読みました。
一般向けの医学解説本や健康本は、私自身には一切役立つものはありません。ですが、ブログやtwitterで情報発信をするようになり、なにかわかりやすい一般書でお勧め出来るものはないかと覗きに行くようになりました。
しかし本屋に行って一般向け健康本を見て愕然とします。

な、なんでこんな怪しいタイトルの本が山ほど並んでいるんだ……?

手に取って開くまでもなく、恐らく内容は、「医学的ではない健康本」です。(トンデモ医学、似非医学とも呼ばれますが、そこまで酷いものかどうかは確認していません。)


「免疫力」は医学用語ではない

例えば「これをするだけで免疫力があがる!」みたいな類です。
免疫力。よく見かける言葉です。
しかしこれ、医学用語ではありません

2017年7月29日土曜日

虐待は遠い世界の話ではない

(この記事は性質上、もし今後娘がこの記事を読んだ時のために、最後に娘への個人的なメッセージを書いています。ご了承ください。)

虐待は遠い世界の話ではない、という事をtwitterで呟いたところ、多くの方に「私も経験があります」というコメントをいただきました。
ブログの方にも、一連のツイートと、1ツイートの字数で書けなかった部分を補足して、少し書かせていただきます。

元のツイートはこちらにあります。(自分のツイートにも引用表記っているのかな……)



子供を産んで、「虐待は遠い世界の話ではない」と感じた。
初めてのなれない育児でボロボロで、娘は何もかもイヤイヤだった2歳の頃が一番危険だったと思う。

2017年7月12日水曜日

熱中症対策〜乳幼児の予防を中心に〜

暑くなってきました。本当に暑くなってきました。
この蒸し暑さ、熱中症まっしぐらです。
どの年代でも起こる熱中症ですが、乳幼児含む小児は特別注意が必要です。

さてスマホでもPCでも見やすくよくまとまっているおすすめサイトが「熱中症ゼロへ」という一般財団法人日本気象協会が推進しているページ。

熱中症ゼロへ - 日本気象協会推進
https://www.netsuzero.jp

症状や予防・対策、応急処置のポイント、今あなたの活動状況&住んでる地域では熱中症の危険がどのくらいあるのか……? などがまとめられています。出先なんかで「まずい、すごく暑いから熱中症怖いんだけど、なにをすればいいかわからない……」という時にはこちらを見てみてください。ブックマークおすすめ。


上記のサイトで概要は十分にわかりますが、今回は乳幼児の予防と対策を中心にまとめてみようと思います。


なぜ大人と比べて乳幼児の熱中症対策が必要か?


体が小さい

乳幼児はまず身長が低いので、地面からの照り返しをもろにうけます。(ちなみに犬などペットは更に身長が低いので、炎天下の散歩は本当に注意が必要です)
大人は「今日は風が涼しいから、日差しは強いけどあまり暑くないな」と思っていても、実は子供はものすごい暑さの中を散歩する事になってしまいます。
車高の低いベビーカーも同様ですね。
子供は、大人の2〜3℃は暑いと考えていてください。たったの、と思うかもしれませんが、27℃と30℃はかなりの差ですよ。

2017年7月4日火曜日

3歳未満(生後6ヶ月以降)の日本脳炎ワクチン接種について


日本脳炎ワクチンについての一連のツイート

先日twitterで日本脳炎についてあれこれツイートさせていただきました。



なぜ日本脳炎ワクチンは3歳からが標準接種なの?

そもそもなぜ日本脳炎ワクチンが3歳からの標準接種とされているのか。
調べてみると、2001年の国立感染症研究所のQ&Aに回答がありました。
古い内容なので他の情報は読み飛ばしていただきたいのですが、要するに「3歳未満は罹患の確率が低いわけではなく、他に優先すべきワクチンがあるから」というのが回答のようです。

更に国立感染症研究所の資料を探してみると、このスライド内に2005年〜2014年の小児の日本脳炎の症例の一覧が出てきました。